牛木素吉郎のビバ!スポーツ時評

ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

女子ワールドカップを日本で(7)

会場都市の運営参加 ★未来につながる施設提供 女子ワールドカップを日本で開催しよう。そのときは会場都市がFIFAや日本サッカー協会(JFA)と対等の立場で主体性を持って運営に参加しよう。これが、ぼくの提案である。 会場都市に何ができるか? 第1…

女子ワールドカップを日本で(6)

会場都市が対等の立場で ★単なる「下請け」になるな 女子ワールドカップを「地方の中規模都市に分散して開催しよう」というのが、ぼくの主張である。しかし、誤解してもらいたくないことがある。 「地方の中都市にサッカー・スタジアムを作らせ、そこを会場…

女子ワールドカップを日本で(5)

分散-ネットワークによる開催 ★分散開催の利点 オリンピックは1都市集中開催が原則だが、ワールドカップは多都市分散開催である。 オリンピックでは、1都市でのなかで30以上のスポーツを2週間ちょっとの間に行うため、交通渋滞が起きる、ホテルがとれな…

女子ワールドカップを日本で(4)

中規模都市を開催地に ★地方都市を活性化するために 日本で女子ワールドカップを開催するときには、人口30万人くらいの町を会場都市にしたい。そのわけは、中規模の町にスポーツ文化をはぐくみ、地方都市を活性化するモデルにしたいからである。 人口30万人…

女子ワールドカップを日本で(3)

球技専用のスタジアムを ★陸上競技場との両立は難しい 2023年に女子ワールドカップを日本で開催するとする。 その会場は球技(サッカー、ラグビー)専用のスタジアムに限ることにしたい。陸上競技のトラックのないスタジアムである。 第一の理由は、陸上競技…

女子ワールドカップを日本で(2)

2023年の開催をめざそう ★ラグビーW杯との関係 女子サッカーのワールドカップを日本で開催しようと画策しはじめたのだが、いつ開催するのかが、まず問題である。 次回の2015年の開催地は、カナダに決まっている。 その次の2019年には、いまから立候補できる…

女子ワールドカップを日本で(1)

日本のスポーツ改革のために ★ドイツ2011の運営 いま、女子サッカー・ワールドカップの日本開催をめざして、微力ながらキャンペーンを始めている。 昨年(2011年)6~7月、ドイツの女子ワールドカップを見に行ったあと思い立った。 「なでしこJapan」の優…

国立競技場改築計画への疑問(下)

球技スタジアムへの改装が現実的 第1回「将来構想有識者会議」 (3月6日 国立競技場会議室) ★将来の維持運営を考えて 東京オリンピック招致を考えに入れなければ、国立競技場はサッカーとラグビーの球技スタジアムとして改装するのが現実的だろう。それな…

国立競技場改築計画への疑問(中)

外苑の新都市計画ができるのか? 第1回「将来構想有識者会議」 (3月6日 国立競技場会議室) ★外苑全体のレイアウト 国立競技場改築について二つの考え方ができる。 一つは現在のスタジアムを取り壊して、その敷地のままで建て替えることである。 その場合…

国立競技場改築計画への疑問(上)

五輪招致のための「空手形」作り? 第1回「将来構想有識者会議」 (3月6日 国立競技場会議室) ★老朽化で改築は必要 新聞の片隅に小さな記事が載っていた(3月7日付、朝日新聞朝刊、東京版)。国立競技場改装のための「将来構想有識者会議」が開かれたと…

FC東京、目に余る遅延行為

J1第2節 FC東京 3-2 名古屋 (3月17日 味の素スタジアム) ★好カードも最後は興醒め 冷たい霧雨の降り続くなかFC東京対名古屋を見に行った。好カードである。双方のサポーターにとってスリリングな展開で盛り上がった。 前半に名古屋が先制、後半に…

Jリーグのさらなる発展のために

矢島展弘さんのお話から ビバ!サッカー3月例会 (3月16日 東中野「テラハウス」) ★プロ化後20年の経営を分析 ビバ!サッカーの3月例会は、Jリーグ20年をテーマに、矢島展弘さんを招いてお話を聞いた。 矢島さんは、英国リバプール大学大学院でフットボー…

関塚監督の功績とこれから

男子もロンドン五輪出場決まる アジア最終予選C組最終戦 日本U-23 2-0 バーレーンU-23 (3月14日 東京・国立競技場) ★「関塚ジャパン」と呼びたくない 男子のU-23日本代表チームがロンドン・オリンピック出場を決めた。先にアジア予選を勝ち抜いた女…

武道必修にまつわる個人的思い出

柔道事故を考えるシンポジウム スポーツ政策研究会3月例会 (3月14日 明治大学駿河台) ★音楽の先生から習う 中学校で4月から武道が必修になる。柔道、剣道、相撲の中から選べるのだが、柔道を選ぶ学校が多いらしい。しかし不慣れな先生もいるので大きな事…

J2クラブの戦力維持の難しさ

J2第2節 甲府 3-1 東京V (3月11日 味の素スタジアム) ★新戦力補強の方法 J2の第2節は、味の素スタジアムに東京ヴェルディ対ヴァンフォーレ甲府を見に行った。ともに開幕試合は勝っている。連勝してJ1復帰へスのタートダッシュをしたいところで…

Jリーグ、20年目の課題

J1開幕 川崎 1-0 新潟 (3月10日 等々力スタジアム) ★多チャンネル時代のスポーツ J2に6日遅れてJ1もはじまった。 Jリーグ20年目のシーズン。いろいろな意味で新時代への曲がり角に来ている。 テレビは、前年の完全デジタル化と新しい衛星の打ち…

総体サッカーを北海道リーグで

高校サッカー改革私案 サロン2002シンポジウム (3月4日 味の素スタジアム・会議室) ★「高校サッカー90年」を語る サッカー文化の研究会「サロン2002」の主催で「高校サッカー90年史を語る」シンポジウムがあった。ぼくがパネリストの一人として協力し…

「なでしこJapan」の収穫十分

アルガルベ杯決勝 女子ドイツ代表 4-3 女子日本代表 (3月7日 ポルトガル・ファロ=フジテレビ) ★決勝激闘、日本が2度追いつく ポルトガルで開かれていたアルガルベ杯の決勝を、日本時間午後10時からのテレビ生中継で見た。日本対ドイツである。 日本は…

「澤穂希抜き」で米国から初勝利

アルガルベ杯B組リーグ第3戦 女子日本代表 1-0 女子米国代表 (3月5日 ポルトガル・ファロ=フジテレビ) ★強化と普及のユニークな大会 女子サッカーのアルガルベ杯は、ポルトガル南部のアルガルベ地方で、毎年2月~3月に行われているユニークな国際…

東京と地方のクラブのマスコミ対策

J2開幕 東京ヴェルディ 2-0 松本山雅 (3月4日 東京・味の素スタジアム) ★J2は原則、日曜日開催 Jリーグ2012は、できるだけJ1は土曜日に、J2は日曜日に試合をすることになった。 J2が一足早く、3月の第1日曜日にはじまった。J1は1週遅れ…

春のそよ風、シーズン開幕

フジゼロックス・スーパーカップ 柏レイソル 2-1 FC東京 (3月3日 東京・国立競技場) ★上昇中のチーム同士 綿をちぎったような雲が青空に散らばっていた。バックスタンドの上部にJリーグ40クラブの旗が、そよ風に揺れていた。ちょっと肌寒いが、スタジ…

W杯3次予選、2位で進出の裏事情

ワールドカップ・アジア3次予選 日本 0-1 ウズベキスタン (2月29日 愛知・豊田スタジアム) ★ザッケローニ監督の選択肢 ワールドカップ・アジア3次予選、Cグループの最終戦は、双方とも最終予選進出が決まったあとだった。いわゆる「お花見試合」であ…